有閑階級の理論 : 附論経済学はなぜ進化論的科学でないのか
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有閑階級の理論 : 附論経済学はなぜ進化論的科学でないのか
(講談社学術文庫, [2308])
講談社, 2015.7
増補新訂版
- タイトル別名
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The theory of the leisure class : an economic study in the evolution of institutions
有閑階級の理論 : 附論 : 経済学はなぜ進化論的科学でないのか
- タイトル読み
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ユウカン カイキュウ ノ リロン : フロン ケイザイガク ワ ナゼ シンカロンテキ カガク デ ナイ ノカ
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注記
「ちくま学芸文庫」の訳文に全面的に改稿を加え、あらたに附論を追加したもの
原典 (Macmillan, 1899) の翻訳
「附論の原題は、"Why is Economics not an Evolutionary Science?" で、The Quarterly Journal of Economics, July, 1898, pp.373-397 に発表され、後に L. Ardzrooni 等により編集された論文集 The Place of Science in Modern Civilisation and other Essays, 1919 に収録されたものである。」 --p6
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
社会の格差は人類史上つねに存在した。所有と有閑階級の誕生は同時である。資本主義の全面展開と階級間・階級内での金銭的な闘いが、人間を産業的・節約的にした。有閑階級は、高度産業社会の経済的必要性(大量消費)から、保護されている。産業消費社会の構造を解明した名著に、「附論 経済学はなぜ進化論的科学でないのか」を追加した増補新訂版。
目次
- 序説
- 金銭的な張り合い
- 顕示的閑暇
- 顕示的消費
- 金銭的な生活様式の基準
- 金銭的な好みの規範
- 金銭的文化の表現としてのドレス
- 産業からの免除と保守主義
- 古代的特質の保存
- 現代における武勇の存続
- 幸運を信じる心
- 信仰心や忠誠心に貫かれた儀式
- 妬みとは無縁な関心の存続
- 金銭的な文化の表現としての高等教育
「BOOKデータベース」 より