書誌事項

琉球文学の歴史叙述

島村幸一著

勉誠出版, 2015.7

タイトル読み

リュウキュウ ブンガク ノ レキシ ジョジュツ

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注記

文献: 章末

索引: 巻末p1-13

内容説明・目次

内容説明

『中山世鑑』『中山世譜』『球陽』などの王府による正史、王府の指示により提出された「地方旧記」や家譜、由来記、そして漂流者や外部者による記録や物語など、“琉球”の歴史は、さまざまな形式・表記・文体で語られてきた。編纂者や受容者をはじめとする人びとの意識、そしてウチとソトの視点が交叉し、物語としての「歴史」が創られていく様相を詳細に読み解き、複合的な視点から“琉球”の総体を把捉するための基盤を提供する。

目次

  • 第1部 「史歌」が謡う「歴史」
  • 第2部 正史・家譜、氏族の由来が記す「歴史」
  • 第3部 袋中の「琉球」叙述
  • 第4部 『琉球国由来記』・『琉球国旧記』の叙述世界
  • 第5部 漂着資料の叙述世界
  • 第6部 「琉球言説」研究

「BOOKデータベース」 より

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