書誌事項

総合生存学 : グローバル・リーダーのために

川井秀一, 藤田正勝, 池田裕一編

京都大学学術出版会, 2015.7

タイトル別名

総合生存学 : グローバルリーダーのために

タイトル読み

ソウゴウ セイゾンガク : グローバル リーダー ノ タメ ニ

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注記

折り込図1枚

推薦図書: p401-408

文献あり

内容説明・目次

内容説明

例えば開発と環境保護が対立する現場、国際紛争の現場に飛び込んだ若者が、その場で最も適当な解を見つけるには何が必要か?個人レベルの生命、自由、財産などの安全保障から、市民社会や国家、地域の秩序に関わる戦術・戦略まで、複合的・構造的課題を見通すには、人文学や基礎科学の素養の上に、工学、農学、医学分野から地域社会、国際法・政治に至る事柄まで、深くかつ広い学識と、それらに裏打ちされた実践力が必要になってくる。文字通り学問と国境の垣根を越えた人材を育成する知の挑戦。

目次

  • 第1部 総合生存学の基礎(人間の本質への問い—「われわれはどこから来たのか、われわれは何者か、われわれはどこへ行くのか」;「宇宙船地球号」—地球の歴史という視点;生命の歴史が教えるもの;「歴史」から何を学ぶか)
  • 第2部 総合生存学の方法(社会科学の視点に立って;自然科学の視点に立って;情報学の視点に立って)
  • 第3部 現代社会が直面する諸問題と総合生存学(地球環境の変遷とその将来を見すえて—環境破壊・災害・気候変動;民族間・文化間・宗教間・国家間の対立—「多元主義」をめざして;現代の人類的課題としての貧困と教育格差;人類の脅威としての感染症;人口問題・食糧問題—個別科学の限界の枠を超えて;資源・エネルギーの問題—“On the Same Boat”という視点)
  • 第4部 実践の学としての総合生存学(国際協力—援助と自立;国際機関の役割—地球全体の複合的な問題解決;リスクとマネジメントの問題)
  • 第5部 総合生存学と未来開拓(自然との共存;対立の克服と平和の実現;グリーン成長/グリーン経済の概念—経済開発の新しい枠組みになりうるのか?;サイエンスとトランス・サイエンス)

「BOOKデータベース」 より

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