たそがれの人間 : 佐藤春夫怪異小品集
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たそがれの人間 : 佐藤春夫怪異小品集
(平凡社ライブラリー, 830)
平凡社, 2015.7
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タソガレ ノ ニンゲン : サトウ ハルオ カイイ ショウヒンシュウ
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収録内容
- 歩上異象
- 観潮楼門前の家 : 「青春期の自画像」より「11」
- 化け物屋敷一号 : 「詩文半世紀」より
- 怪談
- 化物屋敷
- 月光異聞
- あじさい
- 幽明 : この小篇を島田謹二氏にささぐ
- 幽香嬰女伝
- 蛇
- 緑衣の少女 : 聊斎志異巻八「緑衣女」
- シナノキツネ : 胡養神ノハナシ
- 椿の家 : 「打出の小槌」より
- 阿満と竹渓和尚 : 「打出の小槌」より
- 『鉄砲左平次』序にも一つ
- 魔のもの : folk tales
- 私の父が狸と格闘をした話
- 熊野灘の漁夫人魚を捕えし話
- 山妖海異
- 春宵綺談
- 柱時計に噛まれた話
- 道灌山 : えたいの知れぬ話
- 山の日記から
- へんな夢
- 夢に荷風先生を見る記
- 「たそがれの人間」
- コメット・X : シルクハットもギタアもくれる男
- 旧稿異聞 : 伝鏡花作「霊泉記」について
- 永く相おもふ : 或は「ゆめみるひと」
内容説明・目次
内容説明
与謝野晶子や泉鏡花、芥川龍之介に谷崎潤一郎、稲垣足穂まで、作家が親交を結んだ先達、僚友、門人たちが作中に妖しく見え隠れして—。近代日本の怪奇幻想文学史を彩る文豪たちが神出鬼没、朦朧として不安定、虚実ないまぜの物語が続々と展開される。大正から昭和期の探偵小説や幻想文学、怪談文芸を先導した文壇の巨人・佐藤春夫。本書は、その知られざる本領を初めて集大成した画期的アンソロジーである。話題騒然の文豪小品シリーズ、第四弾。
目次
- 1 化物屋敷を転々と(歩上異象;観潮楼門前の家—「青春期の自画像」より(11);化け物屋敷一号—「詩文半世紀」より ほか)
- 2 世はさまざまの怪奇談(蛇;緑衣の少女 聊斎志異 巻八「緑衣女」;シナノ キツネ 胡養神ノ ハナシ ほか)
- 3 文豪たちの幻想と怪奇(山の日記から;へんな夢;夢に荷風先生を見る記 ほか)
「BOOKデータベース」 より