歴史と向きあう社会学 : 資料・表象・経験

書誌事項

歴史と向きあう社会学 : 資料・表象・経験

野上元, 小林多寿子編著

ミネルヴァ書房, 2015.7

タイトル別名

Minerva Shobo librairie

歴史と向きあう社会学 : 資料表象経験

タイトル読み

レキシ ト ムキアウ シャカイガク : シリョウ・ヒョウショウ・ケイケン

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注記

文献: 各章末

人名索引・事項索引: 巻末pi-vii

内容説明・目次

内容説明

歴史社会学は社会学にどのような可能性をもたらすのか、またそれは歴史学の試みとどのように重なり、どのように異なるのか。本書は、社会学における「歴史」への多様なアプローチによる成果を通してその意義を提示する。

目次

  • 社会学が歴史と向きあうために—歴史資料・歴史表象・歴史的経験
  • 第1部 歴史資料の創造性(社会学の史料としての写真の可能性—近代フランスの歴史保存における写真をめぐって;歴史的資料としての社会調査データ;地域で地域の歴史を書く—大字誌論の試み;京水の幻影、鴎外の追憶—「湮滅」を記述する歴史社会学の可能性)
  • 第2部 歴史表象の文化政治(家族写真から震災をまなざす—被災写真をめぐる表象と意味変容;都市祭礼の継承戦略をめぐる歴史社会学的研究—長浜曳山祭における社会的文脈の活用と意味づけの再編成;ニュータウンにおける経験の地層と語りの実践;サブカルチャーと昭和の記憶;新自由主義時代の歴史観光まちづくり—愛媛県松山市「坂の上の雲まちづくり」における「歴史」の利用)
  • 第3部 歴史経験の再帰性(語り継がれる物語の社会的文脈—戦争体験を語り継ぐ沖縄の実践から;産婆の近代と出産の医療化—『助産之栞』を口述史料として読む;エスニックな場所、多人種の痕跡—リトルトーキョー/ブロンズヴィルの描き方;「ドイツ統一」に関する東ドイツ社会科学者の経験—ベルリン・フンボルト大学を事例としたインタビュー調査より;オーラルヒストリーと戦争体験の“歴史化”—『沖縄県史』第9巻と宮城聰文書)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB19176896
  • ISBN
    • 9784623072996
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    ix, 359, viip
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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