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誰も知らない香港現代思想史

羅永生著 ; 丸川哲史, 鈴木将久, 羽根次郎編訳

共和国, 2015.8

タイトル別名

殖民家国外

香港現代思想史 : 誰も知らない

タイトル読み

ダレモ シラナイ ホンコン ゲンダイ シソウシ

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注記

香港現代史略年表: p331-334

羅永生『殖民家国外』Oxford University Press(China), 2014 所収の論考を中心に編んだ、日本語版オリジナル

内容説明・目次

内容説明

学生を中心に数万人が都心を占拠した2014年の「雨傘革命」によって、世界を揺さぶった香港。返還にともなって始まった「一国両制度」のもと、なぜ、この都市の人びとは立ち上がったのか?金融資本に観光と支配されない香港の現在を暴く、気鋭の論客による思想=運動論集。日本語版オリジナル。

目次

  • 1(香港現代思想史—「本土意識」の歩み)
  • 2(冷戦下の脱植民地化—香港「中文公用語化運動」の詳論;六〇、七〇年代香港の返還言説)
  • 3(七・一をふりかえる—市民共和のポストコロニアルな主体性の議論とともに;香港は「国民教育運動に従わない」;勇士の凱旋に際して保釣をふりかえる;コンセンサスが崩れた新選挙文化)
  • 4(バーチャル・リベラリズムの終結;植民地主義—一つの見失われた視野;主体性をもった本土性に向けて)

「BOOKデータベース」 より

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