地図から読む江戸時代
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地図から読む江戸時代
（ちくま新書, 1144）
筑摩書房, 2015.9
- Title Transcription
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チズ カラ ヨム エド ジダイ
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University of Tsukuba Library, Library on Library and Information Science
081-C44-114410015009847
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Note
主な参考文献: p231-234
Description and Table of Contents
Description
地理的な空間をどう認識するかは時代によって異なる。その違いを象徴するのが「地図」である。大きくみれば、江戸時代は日本の「かたち」が地図上で整えられた時代であった。前期は、中世的な感覚にあふれ、観念的に日本の「かたち」が表現された。後期になると、政治や社会の変化にあわせて日本がとらえられるようになる。本書では、江戸時代の日本地図の変遷をたどり、現代の日本の「かたち」がいかにつくられたかを探る。近世史の知られざる側面を照射し、歴史地理学の世界へ読者を招待する一冊。
Table of Contents
- 第１章 伝統からの脱却（江戸時代の前提；中世の日本と世界；世界のなかの日本）
- 第２章 一七世紀前半の日本像—交差する流れ（日本図史と江戸時代；中世の残像；幕府の日本図）
- 第３章 江戸時代の中期の日本図—流宣図インパクト（旅の時代；流布する日本像の変化；さかさまの世界；流宣日本図の時代）
- 第４章 地図を正す（「美しさ」の裏側で；「正しさ」という評価軸）
- 第５章 新たな日本像の展開（刷られた「正しさ」；伊能図のもたらしたもの）
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