浦上の原爆の語り : 永井隆からローマ教皇へ

著者

    • 四條, 知恵 シジョウ, チエ

書誌事項

浦上の原爆の語り : 永井隆からローマ教皇へ

四條知恵著

未來社, 2015.8

タイトル読み

ウラカミ ノ ゲンバク ノ カタリ : ナガイ タカシ カラ ローマ キョウコウ エ

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注記

博士論文 (九州大学, 2013年度) に加筆・修正を加えたもの

参考文献: p233-234

内容説明・目次

内容説明

長崎・浦上に投下された原爆は、はたして戦後どのように捉えられ、語られてきたのか。戦後70年のいま、実証的に明らかにすることで見えてきたものはなにか。失われたものの痕跡を辿る旅。

目次

  • 第1章 歴史の語りを繙く(歴史叙述についての先行研究;歴史の物語論に対する批判;原爆被害についての先行研究;浦上の原爆の語り)
  • 第2章 浦上と永井隆(「浦上」;永井隆の燔祭説;永井隆の燔祭説をめぐる論争)
  • 第3章 焦点化する永井隆(占領期の長崎における原爆の語り;焦点化する永井隆)
  • 第4章 永井隆からローマ教皇へ—純心女子学園をめぐる原爆の語り(純心の沿革と学校の被害;純心女子学園をめぐる原爆の語り;二つの語りが意味するもの)
  • 第5章 浦上の原爆の語り(占領期;ローマ教皇庁と日本のカトリック教会の動向;浦上のひび;長崎における原爆被害をめぐる行政と市民活動の流れ;原水爆禁止運動とカトリック教界;カトリック地域共同体の変容;ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世の来訪;カトリック教界への波紋)

「BOOKデータベース」 より

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