「絶筆」で人間を読む : 画家は最後に何を描いたか
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書誌事項
「絶筆」で人間を読む : 画家は最後に何を描いたか
(NHK出版新書, 469)
NHK出版, 2015.9
- タイトル別名
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絶筆で人間を読む : 画家は最後に何を描いたか
- タイトル読み
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「ゼッピツ」デ ニンゲン オ ヨム : ガカ ワ サイゴ ニ ナニ オ エガイタカ
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注記
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内容説明・目次
内容説明
ルネサンス、バロック、印象派…もう、そんな西洋絵画の解説は聞き飽きた。知りたいのは「画家は、何を描いてきたか」、そして「最後に何を描いたか」。彼らにとって、絵を描くことは目的だったのか、それとも手段だったのか—。ボッティチェリ、ルーベンスからゴヤ、ゴッホまで、15人の画家「絶筆」の謎に迫る。
目次
- 第1部 画家と神—宗教・神話を描く(ボッティチェリ『誹謗』—官能を呼び起こせし者は、消し去り方も知る;ラファエロ『キリストの変容』—バロックを先取りして向かった先;ティツィアーノ『ピエタ』—「幸せな画家」は老衰を知らず;エル・グレコ『ラオコーン』—新しすぎた「あのギリシャ人」;ルーベンス『無題』—「画家の王」が到達した世界)
- 第2部 画家と王—宮廷を描く(ベラスケス『青いドレスのマルガリータ』—運命を映し出すリアリズム;ヴァン・ダイク『ウィレム二世とメアリ・ヘンリエッタ』—実物よりも美しく;ゴヤ『俺はまだ学ぶぞ』—俗欲を求め、心の闇を見る;ダヴィッド『ヴィーナスに武器を解かれた軍神マルス』—英雄なくして絵は描けず;ヴィジェ=ルブラン『婦人の肖像』—天寿を全うした「アントワネットの画家」)
- 第3部 画家と民—市民社会を描く(ブリューゲル『処刑台の上のかささぎ』—描かれたもの以上の真実;フェルメール『ヴァージナルの前に座る女』—その画家、最後までミステリアス;ホガース『ホガース家の六人の使用人』—諷刺画家の心根はあたたかい;ミレー『鳥の巣狩り』—農民の現実を描いた革新者;ゴッホ『カラスのむれとぶ麦畑』—誰にも見えない世界を描く)
「BOOKデータベース」 より