女形の美学 : たおやめぶりの戦略
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女形の美学 : たおやめぶりの戦略
アルファベータブックス, 2015.7
- タイトル読み
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オンナガタ ノ ビガク : タオヤメブリ ノ センリャク
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注記
参考文献: p340-341
内容説明・目次
内容説明
歌舞伎に女形は必要か否か。これは、永遠の問いでなければならない。女形の存在の根本に係わる問いであり、女形が負っている宿命みたいなものである。「十八代目中村勘三郎の芸」の著者による、歌舞伎の本質に迫る本格評論、第二弾。
目次
- 序 たおやめぶりの戦略—五代目玉三郎小論
- 第1部 女形の哀しみ(女形の哀しみ—歌舞伎の女形の宿命論;女形の誕生;女形芸の実のなさについて ほか)
- 第2部 バロック的なる女形(バロック的なる女形;本当は怖い「道成寺」—「娘道成寺」の白拍子花子;獅子物舞踊のはじまり—「鏡獅子」の小姓弥生後に獅子の精 ほか)
- 第3部 女形の現在・未来(女形のファルス—六代目歌右衛門小論;扇雀の美しさ—女形の写実の美について;演劇におけるジェンダー—「十二夜」での菊之助の二役)
「BOOKデータベース」 より