ブロンテ姉妹と15人の男たちの肖像 : 作家をめぐる人間ドラマ

書誌事項

ブロンテ姉妹と15人の男たちの肖像 : 作家をめぐる人間ドラマ

岩上はる子, 惣谷美智子編著

(MINERVA歴史・文化ライブラリー, 27)

ミネルヴァ書房, 2015.9

タイトル別名

ブロンテ姉妹と15人の男たちの肖像 : 作家をめぐる人間ドラマ

タイトル読み

ブロンテ シマイ ト 15ニン ノ オトコ タチ ノ ショウゾウ : サッカ オ メグル ニンゲン ドラマ

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注記

引用文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

シャーロット、エミリ、アンのブロンテ三姉妹は、ヴィクトリア朝時代に登場した英国作家であり、代表作『ジェイン・エア』『嵐が丘』などはいまもなお読み継がれ、本国イギリスのみならず日本でも高い人気を誇る。本書は実在と虚構とを問わず、姉妹の人生を横切った多彩な男たちを取りあげ、新しい角度から伝記や作品を読み直す野心的な試みである。時間と場所の隔たりを超えて、ブロンテ姉妹の生きざまを追い求めたユニークな書。

目次

  • 第1部 姉妹を取りまく男たち(パトリック・ブロンテ—「厳格な父」の神話;ブランウェル・ブロンテ—一家の希望の星、あるいは敗北者;コンスタンタン・エジェ—妻子あるカリスマ教師;スミス・エルダー社主ジョージ・スミス—出版界の貴公子;アーサー・ベル・ニコルズ—シャーロットの大切な「いい人」;G・H・ルイス—「尊敬の念」と「悔しさ」と;W・M・サッカレー—自伝性と匿名性をめぐって)
  • 第2部 作品に息づく男たち(チャールズ・ウェルズリー『習作』—うら若き作家のアイデンティティ;エドワード・ロチェスター『ジェイン・エア』—(再)形成されてきた魅惑的人物;シン・ジョン・リヴァーズ『ジェイン・エア』—ミッショナリーの欲望の深層;ヒースクリフ『嵐が丘』—その「男」を考える;エドガー・リントン『嵐が丘』—書斎の紳士;ヒンドリー・アーンショー『嵐が丘』—内なるアウトサイダー;ポール・エマニュエル『ヴィレット』—第三の「ロマンティック・ヒーロー」;アーサー・ハンティンドン『ワイルドフェル館の住人』—英国紳士の言い分)

「BOOKデータベース」 より

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