医学の近代史 : 苦闘の道のりをたどる

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医学の近代史 : 苦闘の道のりをたどる

森岡恭彦著

(NHKブックス, 1234)

NHK出版, 2015.9

タイトル読み

イガク ノ キンダイシ : クトウ ノ ミチノリ オ タドル

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注記

参考文献: p279-284

内容説明・目次

内容説明

人間が人体の内部についての正確な知識を得たのは、一六世紀に西欧で死体解剖が盛んになってからだった。科学的で実証を重んじる現代医学の流れはここに始まる。だがそれ以後も、名医が間違った療法に固執して患者が犠牲になる、麻酔や消毒の先駆者が不遇のうちに精神を病み、あるいは自死する、ノーベル賞の授与対象を誤るなど、医学の歩みは波瀾に富んでいた。ルネッサンスの医師の挑戦的な試みから現代医療の最前線までを、基礎医学、内科学、外科学、精神医学など諸分野を網羅しながら、日本医学界の第一人者がエピソード豊かに描き出す。

目次

  • 近代医学の基礎の確立
  • 臨床医学の発展—一八世紀から一九世紀
  • 基礎医学の興隆—一九世紀後半
  • 外科の大発展—一九世紀から二〇世紀
  • 移植される臓器とつくられる臓器
  • 二大死因克服への挑戦
  • 生体を調節する仕組みの解明—二〇世紀の医学の発展
  • 感染症との闘いと免疫学の進歩
  • 神経疾患と精神疾患
  • 日本の医学の発展
  • 医学・医療の進歩と現代の課題

「BOOKデータベース」 より

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