『源氏物語』深層の発掘 : 秘められた詩歌の論理

書誌事項

『源氏物語』深層の発掘 : 秘められた詩歌の論理

熊倉千之著

笠間書院, 2015.9

タイトル別名

Hidden depths : unearthing Sino-Japanese poetics in the tale of Genji

源氏物語深層の発掘 : 秘められた詩歌の論理

タイトル読み

ゲンジ モノガタリ シンソウ ノ ハックツ : ヒメラレタ シイカ ノ ロンリ

大学図書館所蔵 件 / 69

注記

参考資料: p300-301

内容説明・目次

内容説明

紫式部の超絶技法!紫上は本当に二条院で生を終えたのか。日本語による物語の本質を押さえた丁寧な検証から、六条院という死に場所を、第三部の書き手は読み誤っていることを明らかにし、つまりは光源氏死後の続編が紫式部作でないことを実証する。五言律詩という漢詩の論理や、5‐7‐5‐7‐7の和歌の数理を駆使して、当時の宮廷社会の問題を批判し、主題をテキストのなかに埋め込んだ、紫式部の斬新な手法を発掘。

目次

  • 第1章 日本語の本質と物語の時空(『源氏物語』千年の誤読という史実;「イマ・ココ」の時空と語り手の主観 ほか)
  • 第2章 「御法」・「幻」の矛盾解消—その統一的な「イマ・ココ」(明石中宮が紫上を見舞う六条院の東の対;三宮への遺言 ほか)
  • 第3章 『源氏物語』の主題—夫源氏の不実に対する妻紫上の絶望と次世代へ託した夢(“1序”段(導入部)—「1一 桐壷」から「1八 花宴」まで;“2破の序”段(展開部の序)—「2一 葵」から「2八 関屋」まで ほか)
  • 第4章 驚くべき歌の配置(五百八十九首の数理(589=31×19);“三十一”首の叙事と抒情 ほか)
  • 第5章 紫式部の芸術(新春の梅—物語のどんでん返し;『源氏物語』の末尾三十一首(5‐7‐5‐7‐7)の悲歌 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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