揺れる大欧州 : 未来への変革の時

書誌事項

揺れる大欧州 : 未来への変革の時

アンソニー・ギデンズ [著] ; 脇阪紀行訳

岩波書店, 2015.10

タイトル別名

Turbulent and mighty continent : what future for Europe?

タイトル読み

ユレル ダイオウシュウ : ミライ エノ ヘンカク ノ トキ

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注記

原著 (Polity Press, 2014) の全訳

日本での出版にあたり、序章および第1章を改訂

索引: 巻末p1-5

内容説明・目次

内容説明

ギリシャのユーロ離脱を願う経済至上主義の声、極右政党のEU懐疑論、民主的な正当性を欠くEU統治に「怒れる人々」や「五つ星運動」。分断と紛争が大陸に再来するのか。EUの機能不全を、平常時の正式な「EU1」、メルケル独首相が主導する緊急時の「EU2」、野心的だが実行を伴わない「紙のヨーロッパ」、この三つの道具立てにより分析。反緊縮の福祉モデル、移民と市民、気候変動、安全保障の再考を迫る。英国政治の「第三の道」路線を欧州規模で追求する変革のためのビジョンがここに—。2014年ヨーロッパブック賞受賞の話題作!

目次

  • 序章
  • 第1章 運命共同体としてのEU
  • 第2章 緊縮政策とその影響
  • 第3章 社会モデルはもうなくなったのか
  • 第4章 世界市民に必要なこと
  • 第5章 気候変動とエネルギー
  • 第6章 EUの安全保障政策の行方
  • 結論

「BOOKデータベース」 より

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