天智朝と東アジア : 唐の支配から律令国家へ

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天智朝と東アジア : 唐の支配から律令国家へ

中村修也著

(NHKブックス, 1235)

NHK出版, 2015.10

タイトル別名

天智朝と東アジア

タイトル読み

テンジチョウ ト ヒガシアジア : トウ ノ シハイ カラ リツリョウ コッカ エ

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注記

参考史料: p249

参考文献: p250-254

関連年表: p255-262

内容説明・目次

内容説明

古代東アジアに起こった一大戦役・白村江の戦。通説では、唐・新羅連合軍に敗れた日本は以後、唐の律令に学び、国家体制を整備していったと言われる。だが、この通説は果たして本当か?敗戦国の日本が、唐の支配を全く受けずに友好関係を保つことが可能だったのか?本書は、中国・朝鮮側の史料、最新の考古学の知見、古今東西の「戦争」における常識など、多角的な視点から『日本書紀』を再解釈。白村江後に出現した唐の日本「支配」の実態、さらに、それがのちの律令国家建設に与えた影響を鮮やかに描く。

目次

  • 第1章 白村江への道(風雲急を告げる東アジア;女帝の世紀 ほか)
  • 第2章 白村江の敗戦処理(百済からの引上げ;冠位二十六階制 ほか)
  • 第3章 朝鮮式山城の築造(大野城;朝鮮式山城の建設目的 ほか)
  • 第4章 近江遷都(天智の帰還;近江遷都 ほか)
  • 第5章 律令国家への道(新羅の反唐政策;近江令の制定 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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