ミュージアムと負の記憶 : 戦争・公害・疾病・災害 : 人類の負の記憶をどう展示するか
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ミュージアムと負の記憶 : 戦争・公害・疾病・災害 : 人類の負の記憶をどう展示するか
東信堂, 2015.10
- タイトル別名
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ミュージアムと負の記憶 : 戦争公害疾病災害 : 人類の負の記憶をどう展示するか
ミュージアムと負の記憶 : 戦争・公害・疾病・災害:人類の負の記憶をどう展示するか
- タイトル読み
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ミュージアム ト フ ノ キオク : センソウ・コウガイ・シッペイ・サイガイ : ジンルイ ノ フ ノ キオク オ ドウ テンジ スルカ
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注記
内容: はしがき(竹沢尚一郎), 序論: フォーラムとしてのミュージアム, 第I部: 戦争の展示:複数形の展示は可能か(第1章「歴博「現代展示」と戦争認識」-第4章「平和の聖地と悲惨のありか」), 第II部: 記憶の公共空間としてのミュージアム(第5章「「公害」をどう展示すべきか」, 第6章「ハンセン病療養所の保存」), 第III部: 自然災害による破壊をどう記憶していくか(第7章「トラウマを超えて」), 研究ノート(「カンボジアにおける復興と虐殺の記憶」-「阪神・淡路大震災記念人と防災未来センター」), 執筆者・訳者紹介, 編著者紹介
文献: 章末
収録内容
- フォーラムとしてのミュージアム / 竹沢尚一郎 [執筆]
- 歴博「現代展示」と戦争認識 / 安田常雄 [執筆]
- アウシュヴィッツをおとずれること / アネット・ヴィーヴィオルカ [執筆] ; 竹沢尚一郎訳・解題
- ミュージアムにおける暴力の文化史 : ドイツ連邦軍軍事史博物館の構想とその実現 / ハンス=ウルリッヒ・ターマー [執筆] ; 山田香織訳・解題
- 平和の聖地と悲惨のありか / 濱田武士 [執筆]
- 「公害」をどう展示すべきか : 水俣の対抗する二つのミュージアム / 平井京之介 [執筆]
- ハンセン病療養所の保存 : 手段としての世界遺産 / 田村朋久 [執筆]
- トラウマを超えて : 東日本大震災の展示と震災遺構の保存をめぐって / 竹沢尚一郎 [執筆]
- カンボジアにおける復興と虐殺の記憶 : シェムリアップ、アンコール遺跡、キリング・フィールド / 荻野昌弘 [執筆]
- ベトナム戦争戦没者慰霊碑 / 竹沢尚一郎 [執筆]
- 侵華日軍南京大屠殺遇難同胞記念館(南京大虐殺紀念館) / 伊東未来 [執筆]
- 心で感じるミュージアム : 日本軍「慰安婦」歴史館 / 平井京之介 [執筆]
- 西大門刑務所歴史館 / 伊東未来 [執筆]
- ホロコースト記念博物館(ワシントン) / 竹沢尚一郎 [執筆]
- 阪神・淡路大震災記念人と防災未来センター / 竹沢尚一郎 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
二度の世界大戦をはじめ、大規模な災害や事故、公害など、近代の歴史は惨禍に満ちている。近代国家の成立と共に誕生したミュージアムは、これらの惨禍を記憶し、それに公的な意味を与えることを求められてきた。ミュージアムは、国家や公共団体が与える意味を展示のかたちで再現する媒体にすぎないのか。そうではなくて、ミュージアムが新たな意味の地平を切り開き、来館者を思索と討議へといざなうことはできないのか。本書は、さまざまなミュージアムの試みの検討を通じて、ミュージアムの可能性を追求した本格的論集である。
目次
- フォーラムとしてのミュージアム
- 第1部 戦争の展示:複数形の展示は可能か(歴博「現代展示」と戦争認識;アウシュヴィッツをおとずれること;ミュージアムにおける暴力の文化史—ドイツ連邦軍軍事史博物館の構想とその実現;平和の聖地と悲惨のありか)
- 第2部 記憶の公共空間としてのミュージアム(「公害」をどう展示すべきか—水俣の対抗する二つのミュージアム;ハンセン病療養所の保存—手段としての世界遺産)
- 第3部 自然災害による破壊をどう記憶していくか(トラウマを超えて—東日本大震災の展示と震災遺構の保存をめぐって)
- 研究ノート(カンボジアにおける復興と虐殺の記憶—シェムリアップ、アンコール遺跡、キリング・フィールド;ベトナム戦争戦没者慰霊碑;侵華日軍南京大屠殺遇難同胞記念館(南京大虐殺記念館);心で感じるミュージアム—日本軍「慰安婦」歴史館;西大門刑務所歴史館;ホロコースト記念博物館(ワシントン);阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター)
「BOOKデータベース」 より