日本文学の空間と時間 : 風土からのアプローチ
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日本文学の空間と時間 : 風土からのアプローチ
勉誠出版, 2015.11
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ニホン ブンガク ノ クウカン ト ジカン : フウド カラノ アプローチ
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地名索引: 巻末
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内容説明・目次
内容説明
豊かな四季に恵まれ、多様な自然環境の中で生きる日本人にとって、風土と文化・文学は切り離せない関係にある。畿内や地方を詠んだ和歌、地域の特色を取り入れた物語や能、演劇の数々。近現代においても特色ある風土や文化伝統は文学をより魅力的なものとする。その土地特有の自然環境が、文学・文化にもたらしたものとは何か。日本全国を隈なく調べ歩いてきた執筆陣による、風土からたどる日本文学史。
目次
- 古代—畿内とその周辺・東国の文学(手向けと歌枕—神の御坂と園原・帚木;平安宮廷歌謡と風土—『催馬楽』「竹河」の仕組み;斎王と文学—嵯峨野の野宮を起点として;明石の回帰性;「信太の森」考—「楠の木」と「葛の葉」の交錯をめぐって)
- 中世・近世—地方文化の発展(川と中世文学—世阿弥の能「桜川」の世界へ;大空玄虎と一休宗純—伊勢における一休説話の享受と変容;武蔵野 歌枕の江戸的獲得;大須の芸能と文学)
- 近現代—都会と地方のつながり(水につながるふるさと—藤村文芸の源泉;与謝野晶子の短編童話における東京の街—明治四十年代を中心に;円地文子と「葵の上」—異同から考える;秋田に行く今西栄太郎—『砂の器』における取材)
「BOOKデータベース」 より