さよなら“It"
著者
書誌事項
さよなら“It"
(ヴィレッジブックス, [ N-ヘ1-13] . “It(それ)"と呼ばれた子||ソレ ト ヨバレタ コ ; 完結編)
ヴィレッジブックス, 2010.7
新訂版
- タイトル別名
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A man named Dave
デイヴ : さよなら"It"と呼ばれた子
サヨナラIt
デイヴ : さよならItと呼ばれた子
- タイトル読み
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サヨナラ “It"
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注記
"A man named Dave" (Dutton, c1999) の翻訳 『デイヴ さよなら"It" と呼ばれた子』(1999年12月, 青山出版社刊)を改題・文庫化したもの
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
「母さんを、ぼくは許せるだろうか?」幼い時から実母による虐待を受け続けたのち、里子として偏見と差別のなかで成長し、18歳で空軍に入隊したデイヴ。かつてはヒーローだった父親が哀しい死を遂げ、結婚生活もまた悲劇に終わる。それでも、最愛の息子スティーヴンとのふれあいを通じて、癒されてゆく。そして、ついに母親との再会を決意。憎しみと許しのはざまで苦悩しつつも、人生最大の問いかけ—「なぜ、ぼくを虐待したのか?」と尋ねるために…。虐待体験者がトラウマを乗り越え、人間として生まれ変わるまでの魂の軌跡。
目次
- “It”だったころ
- 大空を飛んで
- 父さんから手紙
- 悲しい再会
- さよなら父さん
- それぞれの痛み
- 母さんの過去
- はじめての恋
- 神様からの贈りもの
- 最後の対決
- 世界中の“It”のために
- 母さんの死
- 切れた絆
- マーシャとの出逢い
- そして、ロシア川のほとりで
- さよなら“It”と呼ばれた子
「BOOKデータベース」 より