砂浜に坐り込んだ船
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砂浜に坐り込んだ船
新潮社, 2015.11
- タイトル読み
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スナハマ ニ スワリコンダ フネ
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注記
装幀: 新潮社装幀室
初出一覧: 巻末
収録内容
- 砂浜に坐り込んだ船
- 苦麻の村
- 上と下に腕を伸ばして鉛直に連なった猿たち
- 大聖堂
- 夢の中の夢の中の、
- イスファハーンの魔神
- 監獄のバラード
- マウント・ボラダイルへの飛翔
内容説明・目次
内容説明
札幌近郊の海岸で、砂に坐り込んだような姿で坐礁した大きな貨物船。その写真を眺めていると、死んだ友人が語りかけてくる。遊び上手の粋な男で、古い家に母と二人で暮らしていた。老母を喪ってからその死までの、案じながら踏み込めなかった友人の晩年に耳を傾け、自身のあてどなさをあぶりだす表題作など、生者の同伴者としての死者を描いて、人生の底知れなさに触れる全8篇。
「BOOKデータベース」 より