明治国家形成と華族
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明治国家形成と華族
吉川弘文館, 2015.12
- タイトル読み
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メイジ コッカ ケイセイ ト カゾク
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注記
2012年度愛知学院大学に提出した博士学位論文「華族と明治国家形成」をもとにしたもの
参考文献あり
収録内容
- 本書の課題と先行研究
- 華族会館創設過程における華族
- 明治六年政変後の島津久光問題における華族
- 岩倉具視と「部長局-宗族制」の形成
- 明治一〇年代前半期の華族社会
- 明治一四年政変後の華族の立憲制への対応
- 華族令の制定と「華族」の誕生
- 華族令制定後の伊藤博文と華族
- 華族のゆくえと明治国家
内容説明・目次
内容説明
明治二年、公卿・諸侯の称を廃して生まれた華族は、近代日本の特権階層へとどのようにして変貌を遂げたのか。明治国家の「貴族」を作り上げようとする政府と華族会館の活動を通じて「皇室の藩屏」としての道を模索する華族の姿を追求する。華族に対する「天皇の意思」を軸に据え、明治政府と華族の動向を解き明かす新機軸を打ち出した注目の書。
目次
- 序章 本書の課題と先行研究
- 第1章 華族会館創設過程における華族
- 第2章 明治六年政変後の島津久光問題における華族
- 第3章 岩倉具視と「部長局‐宗族制」の形成
- 第4章 明治一〇年代前半期の華族社会
- 第5章 明治一四年政変後の華族の立憲制への対応
- 第6章 華族令の制定と「華族」の誕生
- 第7章 華族令制定後の伊藤博文と華族
- 終章 華族のゆくえと明治国家
「BOOKデータベース」 より