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ドイツ連邦主義の崩壊と再建 : ヴァイマル共和国から戦後ドイツへ

権左武志編

岩波書店, 2015.12

タイトル読み

ドイツ レンポウ シュギ ノ ホウカイ ト サイケン : ヴァイマル キョウワコク カラ センゴ ドイツ エ

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注記

文献あり

内容: 序(権左武志), 第I部: ヴァイマル共和国創立期(第一章「ヴァイマル憲法制定の審議過程におけるフーゴー・プロイス」-第三章「ライヒ・ラント間の争訟」), 第II部: ヴァイマル共和国崩壊期(第四章「ヴァイマル末期の国法学とカール・シュミットの連邦主義批判」-第七章「ヘルマン・オバンとヴァイマル期ドイツの歴史学」), 第III部: 戦後再建期と全体の概観(第八章「戦後ドイツ連邦制の誕生」-第一〇章「ヴァイマル・ボン・ベルリン」), あとがき(権左武志), 執筆者

収録内容

  • ヴァイマル憲法制定の審議過程におけるフーゴー・プロイス : 直接公選大統領制をめぐって / 遠藤泰弘 [執筆]
  • ヴァイマル共和国における民主的単一国家論 / 飯田芳弘 [執筆]
  • ライヒ・ラント間の争訟 : ヴァイマル憲法における国事裁判所 / 大西楠・テア [執筆]
  • ヴァイマル末期の国法学とカール・シュミットの連邦主義批判 : 新資料に即して / 権左武志 [執筆]
  • 危機の共和国と新しい憲法学 : カール・シュミットの憲法概念に関する一考察 / 林知更 [執筆]
  • エルンスト・ユンガーのナショナリズム論 : ナチズム観の特徴とその変遷 / 川合全弘 [執筆]
  • ヘルマン・オバンとヴァイマル期ドイツの歴史学 / 田口正樹 [執筆]
  • 戦後ドイツ連邦制の誕生 : 戦勝国とドイツとの相克の視角から / 今野元 [執筆]
  • ドイツ連邦国家の発展 : 一八七〇年から一九三三年まで / クリストフ・シェーンベルガー [執筆] ; 遠藤泰弘訳
  • ヴァイマル・ボン・ベルリン : 基本法の歴史上の位置について / ハインリヒ・アウグスト・ヴィンクラー [執筆] ; 今野元訳

内容説明・目次

内容説明

第一次世界大戦後に創設されたヴァイマル共和国では、従来の分権的な連邦制は克服すべきものとされ、共和国末期にヒトラーが国家を「画一化」して第三帝国を打ち立てた。しかし連邦制は第二次世界大戦後に復活し、東西統一を果たした現在のドイツで生き続けている。連邦主義をめぐる知識人たちの議論をたどり、ドイツの命運を左右した分権化と集権化の力学を読み解く。

目次

  • 第1部 ヴァイマル共和国創立期(ヴァイマル憲法制定の審議過程におけるフーゴー・プロイス—直接公選大統領制をめぐって;ヴァイマル共和国における民主的単一国家論;ライヒ・ラント間の争訟—ヴァイマル憲法における国事裁判所)
  • 第2部 ヴァイマル共和国崩壊期(ヴァイマル末期の国法学とカール・シュミットの連邦主義批判—新資料に即して;危機の共和国と新しい憲法学—カール・シュミットの憲法概念に関する一考察;エルンスト・ユンガーのナショナリズム論—ナチズム観の特徴とその変遷 ほか)
  • 第3部 戦後再建期と全体の概観(戦後ドイツ連邦制の誕生—戦勝国とドイツとの相克の視角から;ドイツ連邦国家の発展—一八七〇年から一九三三年まで;ヴァイマル・ボン・ベルリン—基本法の歴史上の位置について)

「BOOKデータベース」 より

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