模倣と権力の経済学
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模倣と権力の経済学
(貨幣の価値を変えよ, 思想史篇)
岩波書店, 2015.12
- タイトル読み
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モホウ ト ケンリョク ノ ケイザイガク
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内容説明・目次
内容説明
経済活動や貨幣の正体とは何か。その根底にある「権力」とはどのようなものか。経済学の正統がこれまで見落としてきた「模倣」に照準して考える本書は、近代の経済的人間像を、そして経済学そのものをラディカルに問い直す。タルド、マルクス、スミス、高田保馬、アリストテレス、フーコーらの思想を縦横に援用しながらの探究。
目次
- 序論 人間の終焉と「類似」—ホモ・エコノミクス再審
- 第1部 近代の模倣(模倣と権力の同根—タルドとマルクス;「勢力」意志からの従属本能へ—高田保馬における模倣と権力;統治の原理としての「同感」—スミスにおける模倣と権力)
- 第2部 甦る類似(貨幣の“際”、資本の“窮”—フーコーと経済学批判;幾何学的「比例」と交換—アリストテレスとマルクス;天体に「照応」する鋳造貨幣—コペルニクスとグレシャムの法則)
「BOOKデータベース」 より