移ろう中東、変わる日本 : 2012-2015
著者
書誌事項
移ろう中東、変わる日本 : 2012-2015
みすず書房, 2016.1
- タイトル別名
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移ろう中東変わる日本 : 2012-2015
- タイトル読み
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ウツロウ チュウトウ、カワル ニホン : 2012-2015
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注記
雑誌『世界』(岩波書店) 2015年3月号掲載記事に、雑誌『みすず』に2012年3月から2015年7月に不定期連載されたもの等を加えて編んだもの
内容説明・目次
内容説明
アラブの春から「イスラーム国」へ。アラブ社会と中東の人々が転落していくさまを、著者は見つづけてきた。そして内に目を向ければ、排外主義のはびこる日本がある。情勢はどこへ向かうのか。第一線の研究者が、世界の動揺と矛盾を鋭くえぐった時評。
目次
- 「アラブの春」と「ウォール街」と「3・11」をつなぐもの—東日本大震災から一年(2012.3)
- 「私の名前を憶えてほしい」—イラク戦争開戦九周年(2012.5)
- ヨーロッパという呪縛—ギリシャ財政破綻とEU(2012.7)
- 「宗派は放っておけ」と元大臣は言った—地域研究ができること(2012.9)
- 土地を守ること、人を守ること—領域国家を相対化する(2012.11)
- マリ‐リビア‐アルジェリア‐アフガニスタン—終わらない「対テロ戦争」(2013.3)
- 十年ののち—アルジェリア人質事件(2013.5)
- 砂漠で待つバラと、片思いの行方—日本の対中東外交の変遷(2013.7)
- アラブ知識人の自負と闇—エジプト、ムルスィー政権転覆(2013.9)
- 「逃げろ、でなければ声をあげろ」—国境の理不尽を越える試み(2013.11)
- 「内なる敵」を炙りだす—宗派対立と中東化する日本(2014.3)
- アメリカ、この厄介な同盟相手—反米と対米依存と民族の尊厳(2014.7)
- 人々の度し難い怒りと、理想の国を作るということ—「イスラーム国」の登場(2014.9)
- 私の「正義」とあなたの「正義」を入れ替える—プロパガンダの死角(2014.12)
- 政府は「ベタおり」し続けなければならない—仏シャルリー・エブド襲撃事件(2015.3)
- 悲しいことたち—人質殺害事件に見る日本の病理(2015.4)
- 若者は「砂漠」を目指す—中東に惹かれる西洋(2015.7)
- ポスト・スクリプト—パリ同時多発テロ事件
「BOOKデータベース」 より