ユダヤ人と近代美術
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ユダヤ人と近代美術
(光文社新書, 798)
光文社, 2016.1
- タイトル読み
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ユダヤジン ト キンダイ ビジュツ
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注記
主要参考文献: p337-340
内容説明・目次
内容説明
あなたはいかなる像も造ってはならない(「出エジプト記」4‐5)—。ユダヤ教では偶像崇拝が厳しく禁じられていた。しかし、啓蒙主義思想が浸透しはじめた19世紀以降、ユダヤ人の画家や彫刻家は一気に増えていく。本書に登場するのは、時代と場所に恵まれ、才能と運に恵まれ、歴史に名を残すことになった一握りのユダヤ系芸術家たちである。有史以来、離散、追放、移住、迫害を余儀なくされてきた人々は、どのようにして美術という世界と関わり、そこに自らの生を託してきたのか—。これまで、いくつかの理由で語られることのなかった“美術をめぐる静かな闘争”を綴った貴重な物語。
目次
- 序 緋の十字
- 第1章 ユダヤ人芸術家の誕生
- 第2章 パリ—異邦人たちと芸術の都
- 第3章 ウィーン—ユダヤ系パトロンたちの「陽気な黙示録」
- 第4章 抵抗、亡命、芸術・文化の大移動
- 第5章 ニューヨーク—移民たちの静かな戦場
- 結 魂のなかに生きている国
「BOOKデータベース」 より