病原菌と国家 : ヴィクトリア時代の衛生・科学・政治

書誌事項

病原菌と国家 : ヴィクトリア時代の衛生・科学・政治

小川眞里子著

名古屋大学出版会, 2016.2

タイトル別名

Germs and the state

病原菌と国家 : ヴィクトリア時代の衛生科学政治

タイトル読み

ビョウゲンキン ト コッカ : ヴィクトリア ジダイ ノ エイセイ・カガク・セイジ

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注記

博士論文『十九世紀イギリスの衛生学の展開と病原菌』(東京大学, 2012年) を下敷きに、全体に大幅な加筆修正を行ったもの

参考文献: 巻末p11-52

内容説明・目次

内容説明

公衆保健と実験医学は、19世紀に相次いで産声を上げた。数々の施策を経て国家医学から帝国医学へと至った前者と、進化論を組み込みながらイギリス独自の展開を遂げた後者。それらの全体像と相互の関係を初めて明らかにし、社会と医学の関係を問い直す力作。

目次

  • 第1部 テムズ河—ロンドンの衛生改善(変容するロンドンの暮らし—病原菌説前夜の混沌;屎尿の利用と衛生施策)
  • 第2部 漂う微生物の本性を追う(コンタギオンからジャームへ;病原菌理論の時代;ロンドン国際医学大会)
  • 第3部 スエズ運河—帝国時代の医学(コレラとスエズ運河;病原菌と帝国)

「BOOKデータベース」 より

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