「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか
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書誌事項
「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか
(ちくま新書, 1168)
筑摩書房, 2016.2
- タイトル別名
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反戦脱原発リベラルはなぜ敗北するのか
- タイトル読み
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「ハンセン・ダツゲンパツ リベラル」ワ ナゼ ハイボク スル ノカ
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内容説明・目次
内容説明
安保関連法を成立させ、原発再稼働を進める自公政権。十万人以上を官邸前へ国会へ集めても勝てなかったデモ。若者を巻き込んだ楽しくかっこいい社会運動を礼賛し歓迎したメディアと知識人たちは、論点を巧みにすり替えていなかったか。丸山眞男、柄谷行人、小熊英二、高橋源一郎、SEALDsらの言説から、リベラル勢力を劣化させる病巣を徹底摘出。これは勝ちたいリベラルのための真にラディカルな論争書だ。
目次
- 第1章 リアル—実力は実力を伴う行動によってしか倒せない(デモとは示威運動—「威力」なければ「無力」;バカで人間じゃない安倍へ立憲主義を説く矛盾;「威す」には「力」が必要—西郷隆盛の「軍事力による訊問」 ほか)
- 第2章 バーチャル—政治的敗者はいつも文化へ逃げる(敗北の自覚から出発すべし;負けを勝ちだとはぐらかす技を伝授する高橋源一郎;反対デモは昭和の安保政策へ影響を与えたか? ほか)
- 第3章 他者—リベラルは「ビジネス」を巻き込めるか(デモは居心地がいい—松沢呉一氏が語る本音;そんなデモでは拡がっていかない;デモへ行くと友だちに引かれる—初心者の退路を断つ戦略 ほか)
「BOOKデータベース」 より