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帝国を調べる : 植民地フィールドワークの科学史

坂野徹編著

勁草書房, 2016.2

タイトル読み

テイコク オ シラベル : ショクミンチ フィールドワーク ノ カガクシ

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注記

編著者によるあとがきあり

参考文献: 各章末

収録内容

  • 「帝国日本」「ポスト帝国」時代のフィールドワークを問い直す / 坂野徹 [著]
  • 民俗学者・水野清一 : あるいは、「新しい歴史学」としての民俗学と考古学 / 菊地暁 [著]
  • 植民地考古学・歴史学・博物館 : 朝鮮半島と古代史研究 / アルノ・ナンタ [著]
  • フィールドワークと実験室科学の接合 : 京城における薬理学研究 / 愼蒼健 [著]
  • 珊瑚礁・旅・島民 : パラオ熱帯生物研究所研究員の「南洋」経験 / 坂野徹 [著]
  • 「アイヌ民族綜合調査」とは何だったのか : 泉靖一の「挫折」と戦後日本の文化人類学 / 木名瀬高嗣 [著]
  • アメリカ人地理学者による冷戦期東アジアのフィールド調査 : F・ピッツの結ぶ瀬戸内海、沖縄、韓国 / 泉水英計 [著]

内容説明・目次

内容説明

本書は、「帝国日本」「ポスト帝国」時代に、日本を含むアジア各地で行われたフィールドワークや学術調査を、科学史・学問史の観点から検討しようとするものである。朝鮮半島、満洲、京都、対馬、パラオ、北海道、沖縄、岡山…。「帝国日本」「ポスト帝国」時代の研究者たちは、日本/アジアのフィールドで何を経験したのか。本書は、自然・人文・社会の区別をこえた、多様な学問領域におけるフィールドワークを取り上げ、「帝国」との関わりを検証する日本初の試みにほかならない。

目次

  • 序論 「帝国日本」「ポスト帝国」時代のフィールドワークを問い直す
  • 第1章 民俗学者・水野清一—あるいは、「新しい歴史学」としての民俗学と考古学
  • 第2章 植民地考古学・歴史学・博物館—朝鮮半島と古代史研究
  • 第3章 フィールドワークと実験室科学の接合—京城における薬理学研究
  • 第4章 珊瑚礁・旅・島民—パラオ熱帯生物研究所研究員の「南洋」経験
  • 第5章 「アイヌ民族綜合調査」とは何だったのか—泉靖一の「挫折」と戦後日本の文化人類学
  • 第6章 アメリカ人地理学者による冷戦期東アジアのフィールド調査—F.ピッツの結ぶ瀬戸内海、沖縄、韓国

「BOOKデータベース」 より

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