東アジアの礼・儀式と支配構造
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書誌事項
東アジアの礼・儀式と支配構造
吉川弘文館, 2016.3
- タイトル別名
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東アジアの礼儀式と支配構造
- タイトル読み
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ヒガシアジア ノ レイ ギシキ ト シハイ コウゾウ
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内容説明・目次
内容説明
中国で体系化された礼制は、日本で受容されて儀式に結実した。古代から中世へ、唐から宋へと、ともに社会構造が転換する変革期を迎えた日中両国において、社会規範であり文化の基調となる礼・儀式はいかに発展・変容したのか。制度の実態とともに、周辺諸国との交流も視野に収め、東アジアに通底する支配構造を追究した、日中共同の比較史研究。
目次
- 第1部 賓礼と外交(唐朝の賓礼儀式および実施に関する考察—新羅との交流を中心に;五代諸王朝の対外交渉と僧侶;北宋の賓礼の成立と変遷;古代天皇の食事時刻と朝政制度—延喜年間の外交儀礼を手がかりに;渤海使の帯びる渤海官職の再検討)
- 第2部 礼と儀式の諸相(日本古代儀礼研究の近年の動向と課題—儀礼の受容と中世的変質の問題を中心に;中古における挙哀儀の溯源;玄宗の祭祀と則天武后;唐宋における礼典の庶民儀礼;書札礼からみた日唐親族の比較研究;“京観”から仏寺へ—隋唐時期の戦場遺体の処理と救済;唐令復原再考—「令式の弁別」を手掛かりとして;儀礼空間としての都城の確立—藤原京から平城京へ)
「BOOKデータベース」 より