性病の世界史
著者
書誌事項
性病の世界史
(草思社文庫, [ア2-1])
草思社, 2016.2
- タイトル別名
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Die Strafe der Venus
王様も文豪もみな苦しんだ性病の世界史
- タイトル読み
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セイビョウ ノ セカイシ
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注記
「王様も文豪もみな苦しんだ性病の世界史」(2003年刊) の改題・文庫化
シリーズの巻数はジャケットカバーによる
文献目録: p317-318
内容説明・目次
内容説明
有史以来、人類は性病に悩まされてきた。王様も教皇も、詩人も画家も、まじめな人も、男も女もみんな性病に苦しめられた。宗教上のモラルから人類が解放されたのはごく最近のこと。性病は中世にも猛威を振るったし、性的なものを極端に忌み嫌った近代ブルジョア社会でもくり返し蔓延した。性病は人類の歴史のあらゆる場面に影のようにひっそり寄り添ってきたのだ。これまであまり表舞台に出ることのなかった性病の盛衰史をたどりながら、男女関係や性に関する人びとの価値観の変遷を浮き彫りにする異色の文化史。
目次
- 第1章 性病とは、その赤裸々な事実(現代の性病事情;古典的性病 ほか)
- 第2章 梅毒にむしばまれたヨーロッパ(梅毒のきた道;性病の温床となった中世ヨーロッパの性風俗 ほか)
- 第3章 特効薬はないのか!(はじめはこんな治療法しかなかった;性病学の誕生 ほか)
- 第4章 時代は変わる(労働者とブルジョアのモラルのちがい;大都市の性病汚染 ほか)
- 第5章 エイズ、現代の梅毒か?(エイズヒステリー;最初の犠牲者たち ほか)
「BOOKデータベース」 より