現代ヨーロッパと移民問題の原点 : 1970、80年代、開かれたシティズンシップの生成と試練

書誌事項

現代ヨーロッパと移民問題の原点 : 1970、80年代、開かれたシティズンシップの生成と試練

宮島喬著

明石書店, 2016.2

タイトル別名

現代ヨーロッパと移民問題の原点 : 197080年代開かれたシティズンシップの生成と試練

タイトル読み

ゲンダイ ヨーロッパ ト イミン モンダイ ノ ゲンテン : 1970、80ネンダイ、ヒラカレタ シティズンシップ ノ セイセイ ト シレン

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注記

引用・参考文献: p325-345

関連年表: p347-352

内容説明・目次

内容説明

移民から市民へ—。その過程と試練。高度経済成長の終焉、外国人労働者の定住化・家族呼び寄せ、難民の流入、それに対応する各国の政策、移民問題の政治争点化…。1970、80年代のヨーロッパは多文化化の社会変動、新たな共生システムの追及、その困難を凝縮して経験した。本書は—社会学徒として、同時代的に西欧の複数の国々に生じた問題と政策についてその意味、意義を解釈し、関連を探り、提示する考察の書である。

目次

  • 序 多文化シティズンシップの可能性—70、80年代ヨーロッパの検証
  • 第1章 「輝ける30年」と外国人労働者
  • 第2章 成長経済の終焉とイミグレーション政策の転換
  • 第3章 定住・社会的文化的受け入れのレジームへ
  • 第4章 移民たちの戦略と定住と
  • 第5章 多文化シティズンシップへ
  • 第6章 政治参加をもとめて
  • 第7章 国籍から自由なシティズンシップ
  • 第8章 多文化化からの反転—移民問題の政治化と排除の論理
  • 第9章 移民第二世代とアイデンティティ
  • エピローグ 多文化ヨーロッパの現在と試練

「BOOKデータベース」 より

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