保元物語の成立
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保元物語の成立
汲古書院, 2016.2
- タイトル読み
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ホウゲン モノガタリ ノ セイリツ
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注記
巻末: 図解『保元物語』の動態的重層構造(折込み図1枚)
文献あり
内容説明・目次
目次
- 冒頭部の論(『保元物語』冒頭部における“鳥羽院聖代”の演出—美福門院の機能をめぐって;『保元物語』冒頭部の戦略—熊野託宣譚の意味;『保元物語』における平安京聖域観の虚構—その混乱と秩序回復をめぐって)
- 発端部の論(『保元物語』発端部にみる人物像の二層性;『保元物語』発端部にみる合戦要因の二層性;『保元物語』における批判精神)
- 合戦部の論(『保元物語』合戦部の重層性;『保元物語』成立の基軸—『保元顛末記』『保元合戦記』存在の可能性;『保元物語』合戦部の後次層—『保元東西いくさばなし』の痕跡)
- 終息部の論(『保元物語』終息部の二段階成立;『保元物語』終息部における源氏末路譚の様相;『保元物語』源氏末路譚の重層性とその形成過程;『保元物語』統一感の演出方法)
- 後日譚部の論(『保元物語』後日譚部の表現構造;『保元物語』後日譚部の成立意図—鎌倉末期に「日本国」を相対化することの意味)
- 全体にかかわる論(『保元物語』文保本にみる鎌倉末期の状況;『保元物語』表現主体の位相とその変容;『保元物語』形成論のための編年;『保元物語』は史料として使えるか—“動態的重層構造”提示の意義)
「BOOKデータベース」 より