都市の起源 : 古代の先進地域=西アジアを掘る

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都市の起源 : 古代の先進地域=西アジアを掘る

小泉龍人著

(講談社選書メチエ, 620)

講談社, 2016.3

タイトル別名

古代の先進地域西アジアを掘る

タイトル読み

トシ ノ キゲン : コダイ ノ センシン チイキ=ニシアジア オ ホル

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注記

参考文献: p233-250

索引: p251-254

内容説明・目次

内容説明

「都市の起源」は、「人類の起源」「農業の起源」と並ぶ、世界の考古学の「三大テーマ」のひとつである。「世界最古の都市」はどこなのか。そもそも都市とは何なのか。そして、なぜ西アジアに最初の都市が誕生したのか。大規模な集落に住んだ人々が、「よそ者」の流入を契機として安心と快適さを求め、そこに格差と争いが生じる過程を、メソポタミアのウルクや、シリアのハブーバ・カビーラ南など重要遺跡の発掘調査と、最新の研究成果をもとに解く。

目次

  • 序章 二つの「世界最古」の都市—神と銀の街
  • 第1章 川、墓、神殿—自然環境と祭祀儀礼
  • 第2章 「よそ者」との共存—街並みの変貌
  • 第3章 安心と快適さの追求—都市的集落から都市へ
  • 第4章 人と人をつなぐ—「都市化」の拡散
  • 第5章 神を頂点とした秩序—都市の「陰」の部分
  • 終章 都市と権力—国家的な組織による秩序の維持

「BOOKデータベース」 より

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