はじめての親鸞
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はじめての親鸞
(新潮新書, 658)
新潮社, 2016.3
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ハジメテ ノ シンラン
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Description and Table of Contents
Description
非僧非俗、悪人正機、絶対他力、自然法爾…波瀾万丈の生涯と独特の思想をめぐり、これまで多くの学者や思想家が、親鸞について所説を発表してきた。いったいなぜ、日本人はかくも魅かれるのか—大河小説『親鸞』三部作を書き上げた著者が、長年にわたる探究と想像をもとに、その時代、思想、生き方をひもといていく。平易にして味わい深く、時にユーモアを交えた語りの中に稀代の宗教者の姿が浮かび上がる名講義。
Table of Contents
- 第1講 親鸞を想う—その時代と人々(律義で論理的な人;すべては推定の親鸞像;親鸞もコーラスボーイだった? ほか)
- 第2講 親鸞とは何者か—「悪」を見つめて(金子みすゞと橘曙覧のあいだで;われわれはすべて「屠沽の下類」;体制に寄らずアウトカーストの中へ ほか)
- 第3講 親鸞のほうへ—仏教と人生をめぐる雑話(小説『親鸞』三部作を通して;人生に先の見通しを;仏教の伝播と変容を想う ほか)
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