書誌事項

「再国民化」に揺らぐヨーロッパ : 新たなナショナリズムの隆盛と移民排斥のゆくえ = Re-nationalization shakes Europe

高橋進, 石田徹編

(龍谷大学社会科学研究所叢書, 第110巻)

法律文化社, 2016.3

タイトル別名

再国民化に揺らぐヨーロッパ : 新たなナショナリズムの隆盛と移民排斥のゆくえ

タイトル読み

「サイコクミンカ」ニ ユラグ ヨーロッパ : アラタナ ナショナリズム ノ リュウセイ ト イミン ハイセキ ノ ユクエ

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注記

内容: まえがき, 第I部: 「「再国民化」の視角」 (第1章:「欧州金融・債務危機と「再国民化」」-第4章:「リベラルなヨーロッパの憂鬱」), 第II部: 「ナショナリズムと「再国民化」の諸相」 (第5章: 「「再国民化」と「ドイツのための選択肢」」-第11章: 「スウェーデンにおける「再国民化」と民主政治のジレンマ」), あとがき, 執筆者紹介

参考文献: 各章末

収録内容

  • 欧州金融・債務危機と「再国民化」 : 「小文字の統合」の論理とその逆説 / 野田昌吾 [執筆]
  • エスノ・リージョナリズムの隆盛と「再国民化」 : 「国家」・「国民」の分解か「礫岩国家」化か / 高橋進 [執筆]
  • 福祉政治における「再国民化」の言説 : 福祉ツーリズム,福祉ポピュリズムをめぐって / 石田徹 [執筆]
  • リベラルなヨーロッパの憂鬱 : EU市民権と移民をめぐる一考察 / 野田葉 [執筆]
  • 「再国民化」と「ドイツのための選択肢」 : 移民問題およびユーロ問題との関連で / 中谷毅 [執筆]
  • Pegida現象と「現実にある市民社会」論 / 坪郷實 [執筆]
  • 英国におけるナショナル・アイデンティティ論 : どういう意味での「再国民化」論が可能か / 小堀眞裕 [執筆]
  • フランスの「欧州懐疑主義」と「再国民化」 : 「国家主権」をめぐる攻防 / 畑山敏夫 [執筆]
  • 植民地からの引揚者をめぐる政治 : ピエ・ノワールと脱植民地化後のフランス / 藤井篤 [執筆]
  • オーストリアの移民政策 : 最終目標としての国籍取得 / 馬場優 [執筆]
  • スウェーデンにおける「再国民化」と民主政治のジレンマ / 渡辺博明 [執筆]

内容説明・目次

目次

  • 第1部 「再国民化」の視角(欧州金融・債務危機と「再国民化」—「小文字の統合」の論理とその逆説;エスノ・リージョナリズムの隆盛と「再国民化」—「国家」・「国民」の分解か「礫岩国家」化か;福祉政治における「再国民化」の言説—福祉ツーリズム、福祉ポピュリズムをめぐって;リベラルなヨーロッパの憂鬱—EU市民権と移民をめぐる一考察)
  • 第2部 ナショナリズムと「再国民化」の諸相(「再国民化」と「ドイツのための選択肢」—移民問題およびユーロ問題との関連で;Pegida現象と「現実にある市民社会」論;英国におけるナショナル・アイデンティティ論—どういう意味での「再国民化」論が可能か;フランスの「欧州懐疑主義」と「再国民化」—「国家主権」をめぐる攻防;植民地からの引揚者をめぐる政治—ピエ・ノワールと脱植民地化後のフランス;オーストリアの移民政策—最終目標としての国籍取得;スウェーデンにおける「再国民化」と民主政治のジレンマ)

「BOOKデータベース」 より

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