明治維新と宗教・文化
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明治維新と宗教・文化
(講座明治維新 / 明治維新史学会編, 11)
有志舎, 2016.3
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明治維新と宗教文化
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メイジ イシン ト シュウキョウ ブンカ
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編集: 高木博志, 谷川穣
執筆: 高木博志, 谷川穣, 久留島浩ほか
参考文献一覧: 各論末
文献目録: p251-264
Description and Table of Contents
Description
明治維新に始まる近代日本を考える際、戦後の歴史学において主流であったのは政治史・経済史の分野であった。しかし一九九〇年代以降、宗教や文化の問題が重要な研究領域として浮上し始めた。本巻ではその成果を総括しながら、同時に現在も刷新されつつある問題意識や研究方法をふまえ、「美術」「宗教」などの近代的な概念や文明開化とメディアの形成、国家神道、天皇制、仏教・キリスト教の社会への受容、古物から文化財への展開、といったテーマから、宗教・文化面における明治維新が持った意味を考える。
Table of Contents
- 総論 明治維新と宗教・文化
- 1 「古物(古器旧物)」から「文化財」へ
- 2 新聞と輿論の形成
- 3 歴史画の成立
- 4 国家神道の形成と靖国神社・軍人勅諭—皇道思想と天皇崇敬の担い手としての軍隊
- 5 近代の宮中儀礼—天皇に求められた政治
- 6 公教育とキリスト教界—官立学校・府県教育にみるキリスト教許容のかたち
- 7 維新期の東西本願寺をめぐって
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