〈紛争〉の比較民族誌 : グローバル化におけるオセアニアの暴力・民族対立・政治的混乱

書誌事項

〈紛争〉の比較民族誌 : グローバル化におけるオセアニアの暴力・民族対立・政治的混乱

丹羽典生編

春風社, 2016.3

タイトル別名

紛争の比較民族誌 : グローバル化におけるオセアニアの暴力民族対立政治的混乱

タイトル読み

〈フンソウ〉ノ ヒカク ミンゾクシ : グローバルカ ニオケル オセアニア ノ ボウリョク・ミンゾク タイリツ・セイジテキ コンラン

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注記

参考文献: 各章末

索引: 巻末pi-vi

内容説明・目次

内容説明

平和的な南太平洋という神話は、いつ、なぜ、崩壊したのか。身体的暴力から国際的な争いまで、詳細な事例研究によりオセアニアの政治的変動・諸問題を鋭く分析・考察する。

目次

  • イノセンスの終焉にて—オセアニアにおける“紛争”の比較民族誌的研究にむけて
  • 第1部 暴力(イフォガ—サモア社会の謝罪儀礼;トンガにおける都市性と他者性の現在—暴力の発露としての首都暴動再考;先住民と暴力—マオリ像の変遷に関する試論)
  • 第2部 民族対立(敵と結婚する社会—ニューギニア高地における紛争の拡大と収束の論理;紛争下の日常を生きる人々—ソロモン諸島ガダルカナル島北東部における紛争経験;分裂と統合のはざまで—フィジーにおける二〇〇〇年クーデタと西部政体の樹立運動)
  • 第3部 政治的混乱(脱植民地化過程における軋轢の胚胎—バナバ人とキリバス人の境界生成;ウェストミンスター型とビッグマン型政治—パプアニューギニア現代政治の分水嶺;太平洋諸島フォーラム諸国によるフィジーへの介入—地域安全保障協力をめぐる動態)

「BOOKデータベース」 より

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