書誌事項

日露戦争史

半藤一利著

(平凡社ライブラリー, 839-840, 842)

平凡社, 2016

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タイトル読み

ニチロ センソウシ

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注記

2012-2014年刊の再刊

関連年譜: 1: p383-387, 2: p408-411, 3: p406-409

主要参考文献: 3: p453-455

1巻末: 【日露戦争史刊行記念インタビュー】昭和史をより深く知るために--『日露戦争史1』刊行時の挟み込み栞より再録

2巻末: 【半藤一利・保阪正康対談】「長州陸軍、薩摩海軍」という言葉について--第二巻の附録として--半藤一利・保阪正康『賊軍の昭和史』(東洋経済新報社, 2015年)より再録

3: 【『日露戦争史』完結記念・半藤一利講演録】日露戦争と太平洋戦争 : 「神話」がもたらしたもの--単行本未収録

内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784582768398

内容説明

太平洋戦争の真の敗因は日露戦争の“勝利”にある。この戦争を境にして、日本はそれまでと違う国に、日本人は別の人間になってしまった—そう考える著者が、日露開戦の背景から“勝利”までのプロセスを詳細に描いた長編ノンフィクション。第一巻は日英同盟、ロシアの背信、そして奇襲攻撃へ、開戦直後までの政府・軍部の攻防と国民の熱狂。日本人はこの戦争を境にどう変わり、今に至るのか?

目次

  • プロローグ 明治三十七年二月四日
  • 第1章 日英同盟が結ばれた日
  • 第2章 不可解!ロシアの背信
  • 第3章 世論沸騰「断乎撃つべし」
  • 第4章 対露作戦計画成れり
  • 第5章 いざ開戦、そして奇襲攻撃
  • 第6章 旅順港外戦と鴨緑江突破戦
巻冊次

2 ISBN 9784582768404

内容説明

陸戦、海戦、とにかく戦いにつぐ戦い。「君死にたまふことなかれ」の訴えもむなしく、遼陽・沙河の会戦、旅順要塞攻略戦での日本軍の死傷者は計十一万八千人を超える。死屍累々、言葉を失ったわたくしは、ただ「鬼哭啾啾」とくりかえすしかなかった。そして乃木希典という軍人は、あまりにも古武士的な、「日本型リーダー」以外の何ものでもなかった—。歴史的事実を知ることの重みを突きつける第二巻。

目次

  • 捷報あり、悲報あり(民草は捷報を賀して…;吾に讎あり、艨艟吼ゆる ほか)
  • 旅順・ウラジオ両艦隊との決戦(観戦武官と従軍記者;ジャック・ロンドンの怒り ほか)
  • 旅順要塞攻撃と遼陽会戦(トルストイの非戦論;非戦闘員を避難せしむべし ほか)
  • 「二〇三高地を攻略すべし」(「君死にたまふことなかれ」;民草のどんちゃん騒ぎ ほか)
  • 旅順やっと陥落す(一戸旅団長の突撃;旅順艦隊の潰滅 ほか)
巻冊次

3 ISBN 9784582768428

内容説明

本書でやろうとしたのは、リアリズムに徹して日露戦争における諸事実を数多く示すこと、それが昭和日本にまでもたらした影響を考えるために何らかの役に立ち得る本をかくことであった—。血で血を洗う日露戦争は世界史に新局面を拓き、人々は“大和魂”を叫びはじめた。その行きつく先は?著者渾身の一大ノンフィクション、ついに完結。これを読まずして日本の現代を語ることなかれ!

目次

  • 第12章 「血の日曜日」と黒溝台
  • 第13章 奉天・乾坤一擲の大決戦
  • 第14章 決戦前夜の両艦隊
  • 第15章 「皇国の興廃この一戦にあり」
  • 第16章 ポーツマス軍港と日比谷公園
  • エピローグ 万歳、万歳、万歳の渦

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB21072554
  • ISBN
    • 9784582768398
    • 9784582768404
    • 9784582768428
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    3冊
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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