書誌事項

ローマ帝国人物列伝

本村凌二 [著]

(祥伝社新書, 463)

祥伝社, 2016.5

タイトル別名

ローマ帝国 : 人物列伝

タイトル読み

ローマ テイコク ジンブツ レツデン

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内容説明・目次

内容説明

ローマの歴史には、独裁も革命もクーデターもあり、「パクス・ロマーナ」と呼ばれた平和な時代もあった。君主政も共和政も貴族政もポピュリズムもあり、多神教も一神教もあった。まさに「歴史の実験場」であり、教訓を得るのに、これほどの素材はない。歴史を学ぶには制度や組織は無視できないが、そこに人間が存在したことを忘れてはならないだろう。本書は、一〇〇〇年を超えるローマ史を五つの時代に分け、三二人の生涯と共に追うものである。賢帝あり、愚帝あり、英雄から気丈な女性、医学者、宗教家まで。壮大な歴史叙事詩であり、歴史は人なり—を実感する一冊。

目次

  • 1 建国期—建国期のローマ(ブルトゥス—共和政を樹立した初代執政官;キンキナトゥス—ワシントンが理想とした指導者 ほか)
  • 2 成長期—成長期のローマ(アッピウス—インフラ整備など、類稀なる先見性;ファビウス—耐えがたきを耐える「ローマの盾」 ほか)
  • 3 転換期—転換期のローマ(クラッスス—すべてを手に入れた者が欲したもの;大ポンペイウス—カエサルに敗れた大武将 ほか)
  • 4 最盛期—最盛期のローマ(ゲルマニクス—夭逝した理想のプリンス;ネロ—気弱な犯罪者だった暴君 ほか)
  • 5 衰亡期—衰亡期のローマ(ガリエヌス—動乱期の賢帝;ディオクレティアヌス—混乱を鎮めた軍人皇帝 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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