寛容論

Author(s)

• Voltaire
• 斎藤, 悦則 サイトウ, ヨシノリ

Bibliographic Information

寛容論

ヴォルテール著 ; 斉藤悦則訳

（光文社古典新訳文庫, [KBウ3-1]）

光文社, 2016.5

Other Title

Traité sur la tolérance : à l'occasion de la mort de Jean Calas

Title Transcription

カンヨウロン

Note

底本: 1763年版及びその異版

シリーズ番号はブックジャケットによる

ヴォルテール年譜: p338-340

Description and Table of Contents

Description

カトリックとプロテスタントの対立がつづくなか、実子殺しの容疑で父親が逮捕・処刑された「カラス事件」。狂信と差別意識の絡んだこの冤罪事件にたいし、ヴォルテールは被告の名誉回復のために奔走する。理性への信頼から寛容であることの意義、美徳を説いた最も現代的な歴史的名著。

Table of Contents

• ジャン・カラス殺害のあらまし
• ジャン・カラス処刑の結果
• 十六世紀における宗教改革の思想
• 寛容は危険なものなのか、また、寛容を重んずる民族は存在するか
• 寛容はいかなるばあいに許されるか
• 不寛容ははたして自然の法であり、人間の権利であるのか
• 不寛容は古代ギリシアの時代にもあったのか
• ローマ人は寛容だったか
• 殉教者たち
• 偽の伝説や迫害の物語の危険性〔ほか〕

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Details

• NCID: BB21144214
• ISBN:
  • 9784334753320
• Country Code: ja
• Title Language Code: jpn
• Text Language Code: jpn
• Original Language Code: fre
• Place of Publication: 東京
• Pages/Volumes: 343p
• Size: 16cm
• Classification:
  • NDC9 : 135.3
  • NDC9 : 192.35
• Subject Headings:
  • NDLSH : キリスト教 -- フランス -- 歴史 -- 18世紀
• Parent Bibliography ID:
  • BA78324605