書誌事項

21世紀の哲学をひらく : 現代思想の最前線への招待

齋藤元紀, 増田靖彦編著

ミネルヴァ書房, 2016.5

タイトル別名

Towards the 21st century philosophy : invitation to the frontiers of contemporary thought

21世紀の哲学をひらく

タイトル読み

21セイキ ノ テツガク オ ヒラク : ゲンダイ シソウ ノ サイゼンセン エノ ショウタイ

大学図書館所蔵 件 / 145

この図書・雑誌をさがす

注記

内容: はしがき(齋藤元紀), 第I部: 現代のフランス・イタリア哲学(第1章「哲学と〈政治〉の問い」-第5章「イタリアの現代哲学」), 第II部: 現代のドイツ哲学(第6章「「実践哲学の復権」の再考」-第8章「批判理論」), 第III部: 現代のイギリス・アメリカ哲学(第9章「日常性への回帰と懐疑論の回帰」-第13章「分析哲学」), あとがき(増田靖彦), 事項索引, 人名索引, 執筆者紹介, 編著者紹介

文献: 各章末

収録内容

  • 哲学と「政治」の問い : ラクー=ラバルトとナンシー / 柿並良佑 [執筆]
  • 主観性の生産/別の仕方で思考する試み : フェリックス・ガタリを中心にして / 増田靖彦 [執筆]
  • 生の現象学 : ミシェル・アンリ、そして木村敏 / 川瀬雅也 [執筆]
  • 「寄生者」の思想 : ジャック・ラカン / 信友建志 [執筆]
  • イタリアの現代哲学 : ネグリ、カッチャーリ、アガンベン、エスポジト、ヴァッティモ、エーコ / 鯖江秀樹 [執筆]
  • 「実践哲学の復権」の再考 : ハーバーマス、ルーマン、ガーダマー / 加藤哲理 [執筆]
  • アレゴリーとメタファー : ベンヤミンとブルーメンベルク / 齋藤元紀 [執筆]
  • 批判理論 : アドルノ、ホネット、そしてフランクフルト学派の新世代たち / 入谷秀一 [執筆]
  • 日常性への回帰と懐疑論の回帰 : スタンリー・カヴェル / 荒畑靖宏 [執筆]
  • 「芸術」以後 : 音楽の零度より : ジョン・ケージ / 三松幸雄 [執筆]
  • 性/生の可能性を問う政治哲学 : ジュディス・バトラーの思想 / 清水知子 [執筆]
  • ナンセンスとしての倫理 : コーラ・ダイアモンドの『論考』解釈 / 河田健太郎 [執筆]
  • 分析哲学 : 現代の言語哲学として / 齋藤暢人 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

二〇世紀に入りすでに一〇年以上が経過した現在、現代の哲学・思想はどう展開し、何が論点になっているのか。本書では、多様化と分散を続け、不透明さを増しているようにみえる現代の哲学・思想の論点を探るための水先案内人となるべく、現代を代表する哲学者・思想家が共有している根本的な論点を究明し、読者がみずから思考する入口を提供することを目指す。現代の哲学を読み解くための、待望の思想地図。

目次

  • 第1部 現代のフランス・イタリア哲学(哲学と“政治”の問い—ラクー=ラバルトとナンシー;主観性の生産/別の仕方で思考する試み—フェリックス・ガタリを中心にして;生の現象学—ミシェル・アンリ、そして木村敏;「寄生者」の思想—ジャック・ラカン;イタリアの現代哲学—ネグリ、カッチャーリ、アガンベン、エスポジト、ヴァッティモ、エーコ)
  • 第2部 現代のドイツ哲学(「実践哲学の復権」の再考—ハーバーマス、ルーマン、ガーダマー;アレゴリーとメタファー—ベンヤミンとブルーメンベルク;批判理論—アドルノ、ホネットそしてフランクフルト学派の新世代たち)
  • 第3部 現代のイギリス・アメリカ哲学(日常性への回帰と懐疑論の回帰—スタンリー・カヴェル;「芸術」以後—音楽の零度よりジョン・ケージ;性/生の可能性を問う政治哲学—ジュディス・バトラーの思想;ナンセンスとしての倫理—コーラ・ダイアモンドの『論考』解釈;分析哲学—現代の言語哲学として)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ