世界地図の中で考える
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書誌事項
世界地図の中で考える
(新潮選書)
新潮社, 2016.5
- タイトル読み
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セカイ チズ ノ ナカ デ カンガエル
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注記
1968年刊の再刊
内容説明・目次
内容説明
なぜ人間は「悪徳」を取りこむ必要があるのか—?「悪」を取りこみ、人間社会は強くなる—タスマニア人の悲劇から得た洞察の真意とは。なぜイギリスは広大なインドを容易に征服する一方で、その統治には失敗したのか。なぜアメリカは「物量」でドイツやソ連を圧倒でき、それにもかかわらずベトナムで敗北したのか。狂信的な「原理主義」と暗い「懐疑主義」が蔓延る世界を、強かに生き抜くための、珠玉の文明論。
目次
- 第1部 タスマニアにて(タスマニアと私;タスマニア土人の滅亡;タスマニアの風景)
- 第2部 パックス・アメリカーナ(アメリカの優越;方法的制覇—システマチック・エイジ;二つのパラドックス)
- 第3部 文明の限界点(ベトナム戦争—アメリカ帝国の苦悩;インドのイギリス人)
- 第4部 さまざまな文明・ひとつの世界(ひとびとの白地図;自由への愛—フランスの抵抗;アジア主義の心情—日本人の反撥心)
- 第5部 世界化時代の危機(食糧危機—“南”の苦況;狂信と懐疑主義—“北”の苦況)
「BOOKデータベース」 より