兵隊になった沢村栄治 : 戦時下職業野球連盟の偽装工作

書誌事項

兵隊になった沢村栄治 : 戦時下職業野球連盟の偽装工作

山際康之著

(ちくま新書, 1191)

筑摩書房, 2016.6

タイトル読み

ヘイタイ ニ ナッタ サワムラ エイジ : センジカ ショクギョウ ヤキュウ レンメイ ノ ギソウ コウサク

大学図書館所蔵 件 / 131

この図書・雑誌をさがす

注記

引用・参考文献: p276-286

内容説明・目次

内容説明

ベーブ・ルースをきりきり舞いさせるなど活躍し、将来を嘱望されるも、三度も出征し落命した悲運の投手・沢村。彼は何を考え、戦地に赴いたのか。本書は人間・沢村を描くとともに、当時の野球関係者の興味深い動きを描き出していく。表向きは時局に迎合し戦争に協力するかのように「偽装」しつつ、職業野球連盟は沢村の悲劇を繰り返さぬよう、野球界や選手らを守ったのだ。その工夫とはいかなるものだったか。知られざる戦時下の野球界を、資料の綿密な分析から再構成する。

目次

  • 序章 外交野球
  • 第1章 職業野球はじまる
  • 第2章 軍服を着た選手
  • 第3章 迷走する連盟
  • 第4章 軍を欺け
  • 第5章 連盟を存続せよ
  • 第6章 戦火の運命

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ