神話で読みとく古代日本 : 古事記・日本書紀・風土記
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書誌事項
神話で読みとく古代日本 : 古事記・日本書紀・風土記
(ちくま新書, 1192)
筑摩書房, 2016.6
- タイトル別名
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神話で読みとく古代日本 : 古事記日本書紀風土記
- タイトル読み
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シンワ デ ヨミトク コダイ ニホン : コジキ・ニホンショキ・フドキ
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注記
参考文献: p280-283
内容説明・目次
内容説明
『古事記』『日本書紀』は、ただの神話ではない。新しい国家の実現を目指し、大和王権が各地で口承されていた神話の力を利用して創作した、極めて政治的な“神話”である。本書では、この二つの“建国神話”をどのように読めばよいのかを説き、また「風土記」を読みとくことで、国家・地方間のダイナミックなテキストの攻防を明らかにする。地方が“建国神話”を受け入れたとき、「日本人」の自覚と、精神史上の「日本」が誕生した。その過程を目撃せよ。
目次
- “神話”と国家
- 第1部 “建国神話”の形成(神話から“神話”へ;利用された出雲の神々;隠された司令神)
- 第2部 記・紀の“神話”をどう読むか(“神話”は読めるか—記紀以降の“神話”作り;古事記の“神話”をどう読むか;日本書紀の“神話”をどう読むか—主文と一書が作る神代)
- 第3部 出雲が「日本」になった日(“出雲神話”の再構築;モノを祭る王の“神話”作り)
「BOOKデータベース」 より