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詩的言語のアスペクツ : ロマン派を超えて

中国四国イギリス・ロマン派学会編

松柏社, 2016.6

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シテキ ゲンゴ ノ アスペクツ : ロマンハ オ コエテ

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参考文献あり

Description and Table of Contents

Table of Contents

  • 第1章 歴史主義的批評—閉ざされた時間の中で白熱する詩人の魂(イェイツとムアの対立の深層—変化の小説家と葛藤の詩人の相克;詩と詩論の相互作用とその変容—「秋に寄せて」におけるキーツの新たな試み;バイロン 散華への道のり—抒情と風刺を超えて;ミソロンギへの道—バイロンのギリシア神話;自国意識をめぐるバイロンの葛藤—物語詩『島』を中心に;トマス・キンセラ「肉屋の1ダース」と血の日曜日事件;特別寄稿 勇者たちの熱狂—バイロンとユナイテッド・アイリッシュメン)
  • 第2章 アナロジーの解剖学—共鳴する時代精神を刻印する(シェーマス・ヒーニーの詩における時空の超越;キーツの詩における「英国らしさ」の確立—ミルトンからチャタトンへの関心の推移から読み解く;ブレイク作品にみる「四」のペルソナ;ロレンスの書簡における「未来派」観;シェイクスピア悲劇におけるロマン性—トラジック・アイロニーを『ハムレット』の奥に読む;ストレイチーのキリスト教批判にみるロマン主義精神—ナイティンゲールとマニング枢機卿の小伝を通して)
  • 第3章 言語学的アプローチ—詩作品を再構築するメタ言語の自立性(ワーズワスの「黄水仙」を読む—フィロロジーの立場とリングウィスティックスの立場から;『序曲』における‘love’について—動詞‘love’から詩人ワーズワスの愛の対象を考察する;ブレイクの「幼い黒人の少年」の重層的言語構造を解明する—音素を手掛りとして;『てんとう虫』の唄—「燃えているお家」が象徴するもの;ルイス・キャロルのノンセンス詩とマザーグース的なもの)

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