レモンケーキの独特なさびしさ

書誌事項

レモンケーキの独特なさびしさ

エイミー・ベンダー著 ; 管啓次郎訳

KADOKAWA, 2016.5

タイトル別名

The particular sadness of lemon cake

タイトル読み

レモン ケーキ ノ ドクトクナ サビシサ

大学図書館所蔵 件 / 48

注記

原タイトル: The Particular Sadness of Lemon Cake

内容説明・目次

内容説明

9歳の誕生日、母がはりきって作ってくれたレモンケーキをひと口食べた瞬間、ローズは説明のつかない奇妙な味を感じた。不在、飢え、渦、空しさ。それは認めたくない母の感情、母の内側にあるもの。以来、食べるとそれを作った人の感情がたちまちわかる能力を得たローズ。魔法のような、けれど恐ろしくもあるその才能を誰にも言うことなく—中学生の兄ジョゼフとそのただ一人の友人、ジョージを除いて—ローズは成長してゆく。母の秘密に気づき、父の無関心さを知り、兄が世界から遠ざかってゆくような危うさを感じながら。やがて兄の失踪をきっかけに、ローズは自分の忌々しい才能の秘密を知ることになる。家族を結びつける、予想外の、世界が揺らいでしまうような秘密を。生のひりつくような痛みと美しさを描く、愛と喪失と希望の物語。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB21574097
  • ISBN
    • 9784041104859
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    351p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
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