書誌事項

論理学 : 考える技術の初歩

エティエンヌ・ボノ・ド・コンディヤック [著] ; 山口裕之訳

(講談社学術文庫, [2369])

講談社, 2016.7

タイトル別名

La logique, ou, Les premiers développements de l'art de penser

タイトル読み

ロンリガク : カンガエル ギジュツ ノ ショホ

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注記

底本としてジョルジュ・ルロワ (Georges Le Roy) が校訂したPUF版「Œuvres philosophiques de Condillac」(第2巻, 1948年) を使用

シリーズ番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

啓蒙思想家と交流をもちつつ、ロックやニュートンなどの経験論をフランスに輸入・発展させたコンディヤック(一七一四—八〇年)は、最晩年に至って若者たちのために最良の教科書を記した。この本を読めば、難解な書物も的確に、そして素早く読むことができる—と著者自身が断言する本書には、西洋が生んだ知の技法の奥義がある。本邦初訳作品。

目次

  • 第1部 自然はいかにして我々に分析を教えるか。また、この分析という方法に即して観念と心の諸機能の起源と発生を説明すると、どのようになるか(自然はいかにして考える技術の最初のレッスンを我々に与えるか;知識を獲得する唯一の方法は分析である。いかにして我々は分析という方法を自然そのものから学ぶか;分析は精神を正確なものにする;いかにして自然は我々に感覚的対象を観察させ、さまざまな種類の観念を獲得させるか;感官で捉えられないものごとについての観念;同じ主題のつづき;心の諸機能の分析;同じ主題のつづき;感覚能力と記憶力の原因について)
  • 第2部 分析の手段と効果についての考察、すなわち、よくできた言語に還元された推論の技術(我々が自然から学んだ知識はいかにしてすべてが完全に結びついた体系をなすか。自然の教えを忘れたとき、我々はいかにして道に迷うか;いかにして行動の言語が思考を分析するか;いかにして言語は分析的方法になるか。この方法の不完全性;言語の影響について;抽象的で一般的な観念についての考察。推論の技術はいかにしてよくできた言語に還元されるか;言語の乱用を改善する唯一の手段は定義だと考える人がどれほど間違っているか;言語が単純であれば、推論はどれほど単純になるか;推論の技巧は何に存するか;確かさのさまざまな段階。明証性、推測、類推について)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB21623261
  • ISBN
    • 9784062923699
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    fre
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    231p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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