書誌事項

iPS細胞が医療をここまで変える : 実用化への熾烈な世界競争

京都大学iPS細胞研究所著

(PHP新書, 1053)

PHP研究所, 2016.7

タイトル別名

iPS細胞が医療をここまで変える実用化への熾烈な世界競争

iPS細胞が医療をここまで変える

タイトル読み

iPS サイボウ ガ イリョウ オ ココマデ カエル : ジツヨウカ エノ シレツナ セカイ キョウソウ

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注記

監修: 山中伸弥

参考文献: p233-236

内容説明・目次

内容説明

山中伸弥教授がマウスiPS細胞の作製成功を発表したのは2006年のことだったが、それからiPS細胞を用いた再生医療や創薬研究は、加速度的に進んでいる。これまでは日本がリードしてきたが、しかし世界各国の追い上げも急だ。本書では、実際に各国でiPS細胞関連の研究をしている著名な研究者を訪ね、ルポルタージュ形式で研究最前線をレポート。また、代表的な疾患について、iPS細胞を用いた最先端研究の進捗状況を紹介し、iPS医療実現への道のりを探る。世界的な大競争の中、日本はリードを守れるのか?“夢の医療”の実現への希望と課題を浮かび上がらせる。

目次

  • 序章 iPS細胞とはどのようなものか—研究ことはじめ、そして広がる可能性(そもそもiPS細胞とは何か;iPS細胞の可能性と課題)
  • 第1章 iPS細胞研究最前線—CiRAでどのような研究がなされているのか?(京都大学iPS細胞研究所(CiRA)とはどのようなところか;多様なサポートで研究の進展をめざす)
  • 第2章 熾烈さを増す世界的な研究競争—アメリカ編(まだ治療法のない主要疾患を克服する—グラッドストーン研究所;西海岸の「頭脳の聖地」—スタンフォード大学;州立の研究資金の砦—カリフォルニア再生医療機構(CIRM);研究に大きな影響力を持つNPO—ニューヨーク幹細胞財団(NYSCF);トップレベルのイノベーター—ハーバード幹細胞研究所)
  • 第3章 熾烈さを増す世界的な研究競争—ヨーロッパ・アジア編(ノーベル賞の国の世界屈指の研究機関—カロリンスカ研究所;幹細胞分野でのサイエンス・コミュニケーションの先端—ユーロ・ステム・セル;科学分野でも有能な人材を集める—シンガポール科学技術研究庁(A*STAR);産婦人科医院から始まった研究センター—韓国・CHAヘルスシステムズ;「iPS細胞戦国時代」に日本はいかにリードを保つか)
  • 第4章 iPS細胞での治療が期待される主要疾患—再生医療と創薬研究(現在、疾患ごとにどのような研究が進んでいるのか;目の病気について;神経の病気について;筋肉や骨・軟骨の病気について;内臓の病気について;その他の病気について)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB21685101
  • ISBN
    • 9784569830957
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    [東京]
  • ページ数/冊数
    236p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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