集団的自衛権の思想史 : 憲法九条と日米安保
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集団的自衛権の思想史 : 憲法九条と日米安保
(選書「風のビブリオ」, 3)
風行社, 2016.7
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シュウダンテキ ジエイケン ノ シソウシ : ケンポウ キュウジョウ ト ニチベイ アンポ
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319.8||Sh66110068564
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Description and Table of Contents
Description
平和構築を専門とする著者は、安保法制をめぐる議論の中で「日本国憲法の国際協調主義が瀕死の重傷を負っている」ことを憂慮、日本の憲法学の歴史にその淵源を探りつつ、(集団的)自衛権がわが国でどのように語られてきたかを詳細に追う。
Table of Contents
- 序章 日本の国家体制と安保法制
- 第1章 自衛権を持っているのは誰なのか?—一九四五年八月革命と憲法学出生の秘密
- 第2章 憲法九条は絶対平和主義なのか?—一九五一年単独講和と集団的自衛の模索
- 第3章 日米安保は最低限の自衛なのか?—一九六〇年安保改正と高度経済成長の成功体験
- 第4章 内閣法制局は何を守っているのか?—一九七二年政府見解と沖縄の体制内部化
- 第5章 冷戦終焉は何を変えたのか?—一九九一年湾岸戦争のトラウマと同盟の再定義
- 終章 日本の立憲主義と国際協調主義
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