平和なき「平和主義」 : 戦後日本の思想と運動

書誌事項

平和なき「平和主義」 : 戦後日本の思想と運動

権赫泰著 ; 鄭栄桓訳

(サピエンティア, 45)

法政大学出版局, 2016.8

タイトル別名

평화없는"평화주의"

平和なき平和主義 : 戦後日本の思想と運動

タイトル読み

ヘイワ ナキ「ヘイワ シュギ」 : センゴ ニホン ノ シソウ ト ウンドウ

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収録内容

  • 歴史と安保は分離可能なのか : 韓日関係の非対称性
  • 捨象の思想化という方法 : 丸山眞男と朝鮮
  • 善隣学生会館と日中関係 : 国民国家の論理と陣営の論理
  • 国境内で「脱/国境」を創造する方法 : 日本のベトナム反戦運動と脱営兵士
  • 団塊世代の「反乱」とメディアとしての漫画 : 『あしたのジョー』を中心に
  • 広島の「平和」を再考する : 主体の復元と「唯一の被爆国」の論理
  • 二つのアトミック・サンシャイン : 被爆国日本はいかにして原発大国となったか

内容説明・目次

内容説明

なぜ丸山眞男は朝鮮を語らなかったのか。日本人が戦後、向き合うのを避けてきたことはなにか。ベトナム反戦運動、日米安保や全共闘運動、原発などを例に、韓国人の研究者が問いかける。日本独自編集。

目次

  • 第1章 歴史と安保は分離可能なのか—韓日関係の非対称性
  • 第2章 捨象の思想化という方法—丸山眞男と朝鮮
  • 第3章 善隣学生会館と日中関係—国民国家の論理と陣営の論理
  • 第4章 国境内で「脱/国境」を想像する方法—日本のベトナム反戦運動と脱営兵士
  • 第5章 団塊の世代の「反乱」とメディアとしての漫画—『あしたのジョー』を中心に
  • 第6章 広島の「平和」を再考する—主体の復元と「唯一の被爆国」の論理
  • 第7章 二つのアトミック・サンシャイン—被爆国日本はいかにして原発大国となったか

「BOOKデータベース」 より

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