文明の交差路としての地中海世界
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書誌事項
文明の交差路としての地中海世界
(文庫クセジュ, 1007)
白水社, 2016.8
- タイトル別名
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Géopolitique de la Méditerranée
- タイトル読み
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ブンメイ ノ コウサロ トシテノ チチュウカイ セカイ
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注記
原著 (Coll. 《Que sais-je?》 no 3975, Paris, PUF, 2013) の全訳
参考文献: 巻末pi
内容説明・目次
内容説明
本書は、地中海世界の歴史、社会、生活様式、文化、そして「アラブの春」にはじまるアラブ世界での政治変動の位置づけ、資源問題から教育問題にいたる幅広いテーマを扱う。先進国と発展途上国の間の経済的・社会的な格差、多様な民族性ゆえの繰り返される衝突や紛争、偏在する天然資源を巡る攻防など、地中海沿岸地域の現状理解を深めるための地政学的な視点を提示。
目次
- 第1章 地中海世界の形成—分節化から地域統合へ
- 第2章 地中海世界の分裂と統一の歴史と地政学
- 第3章 地中海世界の社会、生活様式、文化—アイデンティティの危機と歩みより
- 第4章 アラブの春—地中海世界の論理とその位置づけ
- 第5章 水資源とエネルギー資源—地中海世界の挑戦と地政学的な役割
- 第6章 地中海世界における「ソフトパワー」の展開と国境を越えた違法薬物取引の現状
- 第7章 将来への展望
「BOOKデータベース」 より